キーンコーンカーンコーン


ガララッ



きりーつ




きをつけー






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アウイェー!

この前の続きをやるぞっ! 宿題やってきたか?




(登場人物)

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ハッチ先生
ピロウズ学科の教育主任。
まだピロウズを知らない青少年への教育に燃える教師(役)。
興奮すると早口多弁になる厄介なピロウズオタク。



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さくら・まう

ハッチのフレンド。
「少年少女枠」ということで義理で生徒役を引き受ける。
本当はaikoが好き。





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今日のテーマである通称 *ロストマン聞いてきたか?
TSUTAYAにもレンタルで置いてあっただろ?
*アルバム Please Mr.Lostmanの事


まう通常
うん、、聞いたよ。スバラシカッタ
(本当はaikoの新譜聞いてた・・・)






ハッチ先生ハート
だろー? だろだろ?
先生の言った通りだろーーーー

前回話した背景を知るほどに心に迫るだろおおおおお!
なんたらかんたらなんたらかんたら






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あかん。
気持ちが舞い上がりすぎて話し方がキモい・・・。








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「Please Mr.Lostman」(1997年)
倒れるのは立ちあがる為さ、
不朽の名作を包み込んだ起死回生の一枚

(代表曲)
ストレンジカメレオン
Trip Dancer
Swanky Street
Please Mr.Lostman


時代背景は前回説明した通りだが、この作品から世間の流行りや評価を気にせずに、自分たちのやりたい事を表現し始めたんだ。冒険の始まりだったのだ。

スタイリッシュポップを捨て、原点であるブリティッシュロックを土台にした見事なロックアルバムに仕上がっているぞ。

アルバム全編を通して歌われていることは、
上辺だけ評価する取り繕われた「世界」との決別
そして愛する「キミ」=「自分たちの音楽」への真実な想い

この二つのテーマがアルバムを占めることで、非常に独特な印象と力強い意志が感じられる。
実際バンドとしての遺書じゃないか、と思われる終末的な内容が描かれていたり、自分たちをロストマン(失踪者)と皮肉する自虐的な歌詞も目立つ。
音楽性よりも歌詞そのものがロックしているんだな。



例えば、これとか


歌詞がエグイ

でもいい曲だぜ、アウイェー





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突然だが、このアルバム自体をDQXの職業に例えると何だと思う?



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ドラクエの職業?!
そんな事考えたこともないよ!




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ロストマンは真実な叫びと孤独をも感じる、味わい深いビターなアルバムなんだけど、
前回までのポップ路線の陰を残しているのか、ギターの音色や曲調が甘めな印象なんだ。
仕上がりこそ素晴らしいが、少し火力不足な点も否めない。



聖女の守り

でも自分たちの信じる道をハッキリと示し、



天使の守り

祈りにも似た望みが、真実なロックへと昇華され、



聖者の詩

終わりだと思った矢先に、起死回生の詩となった奇跡の一枚








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わかった!!
このアルバムはDQXでいう「僧侶」ポジションだね!!







ハッチ先生ハート
アウイェーーー!!
正解だぞ、まう!!




僧侶に席のないコンテンツがほぼ無いのと同様に、
このアルバムはピロウズにとって唯一無二な存在なんだな。
ファンにとっても一、二を争うフェイバリットアルバムなんだな。


それにしても・・・
それにしても・・・・・



ハッチ先生涙
ぶわっ
まうが完璧に分かってくれて先生嬉しい





まう通常
はやく帰りたい・・・




キーンコーンカーンコーン


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次回は1998年の「LITTLE BUSTERS」を解説するぞ!
勿論ドラクエに関係するぞ! 乞うご期待だぞ!!



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